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2019. 03. 29.

伝説の高級車ブランド「イスパノ スイザ」がEV車で復活!その名は『カルメン』

毎年、ジュネーブモーターショーでは新しい超高級車やスーパーカーが数多く発表されることで知られている。
今年も例外ではない。

1900年代の前半に一世を風靡したスペインの高級車ブランド「イスパノ スイザ」が電動グランドツアラー『カルメン』(Hispano Suiza Carmen)を初公開し、復活を果たした。

イスパノスイザは、1904年に設立し、1946年までの約40年間で1万2000台以上の高級車と5万基の航空機エンジンを製造している。現在は、スペイン・バルセロナに本社、技術センター、工場を構える老舗のメーカーである。

 

ポルシェ918スパイダーやフェラーリF12を上回るCd値

今回発表された「カルメン」は、2ドアの2シーターモデル、後輪駆動のEVスーパーカー。
全長4733×全幅2040×全高1242mm、ホイールベース2800mmで、カーボンファイバー製モノコック仕様のボディは1690kg。
11枚のボディパネルも、すべてカーボンファイバー製で、パネルの重さは64.5kgとなっている。

開発にはWRCやTCR、フォーミュラEなどを手掛ける、バルセロナのレーステクノロジー集団「QEVテック」が技術協力を行い、そのスペックは、後輪左右にそれぞれが375kW(約502hp)を発生するハイパワーモーターを備え、トータル出力は1005hpを発生し、トルクベクタリングシステムを備えている。そして、0-100km/h加速は3秒以下、最高速度はリミッターが働く250km/h、バッテリーは蓄電容量80kWhのリチウムイオンポリマーで、欧州基準電費による航続距離は最大400km。エアロダイナミクス性能に関しては、フロントリップスポイラー、フラットフロア、ディフューザーなどで、前方空気抵抗係数(Cd値)は0.325の数値を出した。これはポルシェ『918スパイダー』の0.34や、フェラーリ『F12』の0.33を凌ぐという。

充電は、通常のコンセントで12時間。急速チャージャーを利用すれば、バッテリーの容量の30~80%を、およそ30分で充電できる。2020年までに、バッテリーの蓄電容量を最大で105kWhにアップデートする予定。

 

歴史的なデザインから着想を得たフロントマスクと最新技術を合わせた仕様。

フロントマスクは、1920~30年代にかけてのイスパノ・スイザ車からインスピレーションを得ていて、大型のクロームフレームを持つ台形グリルになっている。半円形のヘッドランプは、デイタイムランニングライトとウインカーをLEDリングに組み込んでいる。また、シザーズドアは、ドアが開くときに電動アクチュエーターとガススプリングを作動させ、滑らかな動きを可能にしている。

インテリアには、最高級のレザーとアルカンターラを組み合わせ、フレーム部分はカーボンファイバーを使っており、バルセロナの工場でハンドメイド製の贅沢な仕様となっている。

ステアリングホイールには、スマートフォンとマルチメディアのコントロールスイッチを採用。高解像度の10.1インチタッチスクリーンディスプレイにより、インフォテインメントを選択したり、車両の設定を切り替えたりすることができる。

また、専用のアプリを利用することで、室内の温度を設定したり、ライトを操作したり、アラームを設定したり、バッテリーの充電状態をモニターしたりと先進的な機能も備えている。スマートフォンは、センターコンソールの下の充電パッドかUSB接続により、充電できる。

レトロな雰囲気を残しつつ未来的な性能を持つこのデザインは、まさに自動車の伝統を担っている1台となっていくだろう。

イスパノスイザは、2021年までに19台のみ限定生産される予定。今年9月にはメディア向け試乗会も予定されている。
価格は150万ユーロ(約1億8970万円)。

引用元: esponseCARIFEニュース一覧へ