2018. 07. 30.
コクピットから見える世界 スーパーカーのある生活
エロダンディな男性におススメのベンツ新型CLS!
先代のベンツCLSのフェイスラインから、今回の新型が発表されるまで、何年の時を経ただろうか?
今までのベンツCLSと言えば、その曲線美のボディラインが売りだったが、今回のCLSは、そのボディラインをガラッと変えてきた。
シャークフェイスで、今までの曲線美からまたシャープさを増して、全体には丸美を帯びている。どちらかというとかなり露骨に迫力を増した感じだ。前回の少し女性っぽいデザインから男っぽさを感じさせるデザインに変わった。
ヘッドライトに関しては、ベンツ最高峰クラスのSクラスより迫力があるのではないかと思うほど。
車を運転していて、ピタッと後ろに車を寄せられると、まるで後ろから食べられてしまいそうである。
今回この新型CLSのフェイスは、最近のベンツの中でもかなり進化をしていて、次世代のベンツのフェイスデザインの方向性を出したように思える。かなり恰好よいし、チャレンジングだ。
フロントグリルまわりのメッシュやベンツのエンブレムまわりのシルバーライン、エアインテークの色を変えたライン構成や造形美、そしてフロントのアンダースポイラーのさりげなく見せるシルバー塗装の配色のバランス。嫌味がない程度の見せ方。
フロントまわりのデザインバランスは、完ぺきと言えよう。
リアまわりのランプは、発表されたCLSを見た時、マセラッティ ギブリのリアランプにデザインが似ていると感じた。同じ1000万円クラスのクルマ同士、ランプデザインが類似した点は否めない。
しかし、リアのトランクが空力を考えて、少し上がっている形状は美しく、リアから見た際にベンツが高級車に見える所以は、リアマフラーのアルミのシルバー加工されたデザインだ。このデザインは他の同じ価格帯の高級車の中でも群を抜いてしっかりボディにマッチしたデザインをしていて、一体感がありしっくりくる。
リアビューの全体のデザインをこだわっていても、残念なことにこのマフラーまわりのデザインがリア全体のデザインのバランスにあっていない高級車も実際は多く見受けられる。
そして、このCLSのオシャレなデザインのバックカメラは、このベンツのエンブレムが開くことで現れる。このエンブレムが開くことで、バックカメラが現れるのが、感動するオシャレさだ。
バックカメラがナンバープレートの上に付いている後付けっぽいセンスがない高級グレードのクルマも多々見受けられるが、そういう点まで考えぬいたデザインとそこまで貫き通すこだわりと技術力が素晴らしい。
しかも、ナンバープレートの位置もリアの下側にずらすことで、車の重心の低さやデザイン力のアップにも貢献している。CLSのボディ幅サイズが1895㎜に対して、リアタイヤを275㎜R35、19インチを採用しているので、リアから見た際にワイドボディにワイドなタイヤを履いている印象を得る。こういった、スポーティに見せる工夫も感心する。
そして、外観のデザインだけでなく、内装やインテリアは、エロダンディな男性にはたまらない。
視認性の高いメーターパネルが高解像度ディスプレイになり、12.3インチのパネルがメインパネルの横についたことで、視認性や操作性が非常に良くなった。さらに、速度計や、タコメーター、ナビゲーションシステムやDVD、音楽などがまとめてマルチで操作できるようになった。
走りのスタイルも、「スポーティ、クラシック、プログレッシブ」など変更も簡単に変更出来る。
そして、エロダンディな男性は音楽とLEDの照明を自由に駆使して、夜のデートで最高の演出を作ることができる。食事を終えた二人がちょうど居心地の良い雰囲気になった帰り道、ベンツ純正のアロマディフューザーから、ちょっとオトナの香りが漂ってくる。
今夜の二人のムーディな彩色は、紫色の醸し出すめくるめく室内の色合いか。
新型ベンツCLSは、移動中の最高レベルの安全性の確保はもちろん、大事なデートで大事な五感をくすぐる色っぽい香り、流れる音楽、車内の演出やムード作りも手伝ってくれるスマートなハイパフォーマンスでハイスペックなエロダンディなオトナの為にあるクルマなのだ。
コクピットから見える世界 一覧へ戻るホームへ戻る