ドイツ：サーキットの聖地へ。EX

全8回でお送りした「ドイツ：サーキットの聖地へ」はいかがだったでしょうか。
WoT Projectでは現在「WoT Nur No.19」の参加者を募集しています。
詳しくはこちらから。

さて番外編となる今回はツアーで利用した車両を紹介します。

CITROEN C4

今回のツアーでチョイスしたレンタカーは『CITROEN C4』。大家族でもみんなでゆったり乗れる、広々サイズが印象的な車だ。

一番の特徴は、室内を開放的に見せる視認性。
Aピラー部もガラスがはいっているために、より開放的な印象を受ける。
また乗り心地は、一般的なドイツ車に比べると比較的柔らかめになっている。とはいえど、フワフワとした感じではなく、あくまでソフトなタッチという感じだ。
そのためスポーティーに走る車というわけではないが、家族でヨーロッパの国々を回るには最適な一台といった車となっている。

スズキ スイフト

ニュルブルクリンクのコース走行のために借りた車はスズキのスイフト。
今回はコースの攻略を目的としているため、車に慣れる時間を短縮するうえでも乗り慣れた日本車がベストだと考え、さらに右ハンドル車両ということが決めてとなりチョイスした。（RENT4RINGでレンタル）

スズキ スイフトは日本ではかわいいコンパクトカーの位置付けであるが、RENT4RINGでレンタルした車両は、ニュルブルクリンク サーキットを走るための専用のチューニングがされていた。

まずはドライバーの安全を守るロールゲージがあること。
ニュルブルクリンクはエスケープゾーンが狭く、さらにブラインドコーナーによって危険予測が難しいこともあって、車両が横転する事故が多い。そんな事故の危険から身を守るため、サーキット走行専用のレンタカー車両にはロールゲージが装着されている。
またタイヤがスリックタイヤである事も大切なポイントだ。サーキットを速く走るためには、グリップの高いタイヤが必要不可欠だからだ。

さらにレーシングカーに近いチューニングがされた車両には、当然ながら安定した走りをするためのサスペンション、さらにコーナー手前できっちりと減速ができるような制動力の高いブレーキが装着されている。
ここまで書くと少しハードルが高いイメージになるが、AT車の選択も可能なため、普段は街中の移動にしか車に乗らない人でも問題無く運転することができる。

サーキット甩に足回りをカスタマイズされたとはいえど、スズキ スイフトではレーシングカーと比べるとどうしてもエンジンパワーで見劣りする。
しかしこの車でもニュルブルクリンク サーキットを走ることの難しさと楽しさは実感出来る。
ぜひとも、まずはこの車からトライして欲しい。

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