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ドイツ:サーキットの聖地へ。Vol.5

Special Contents , WOT

2016. 12. 29.

WOT www.facebook.com/wot2016
WOTは、プロ・アマ問わず憧れのサーキットへ、独自のカリキュラムとアクティビティーを融合させ、参加されるドライバーをナビゲートする、企画プロジェクトです。

朝日が昇る前の早朝
言葉で表現することは難しいほどの絶景を見る
Early morning before the rising sun
Look at the magnificent scenery that is difficult to express by words

06:00

この日まだ朝日が昇る前の早朝、渡邉氏のお気に入りの絶景ポイントに出発していた。
渡邉氏がドイツに滞在中は毎日通っていた場所で、行くと気分がリフレッシュできるそうだ。

車が一台ギリギリ通れる細い農道を通り、絶景ポイントに向かう。
写真がその景色。

言葉で表現することは難しいが、なんとも気持ちが落ち着く素晴らしい光景だった。
まさに地元の人のみが知る隠れた絶景ポイントといった風。

自然のエネルギーをチャージしたことで、今日は昨日以上に頑張れそうだ。


 朝食後、Nurサーキットへ
レース前の手続き等の流れ確認を行うAfter breakfast, go to Nur Circuit .Confirm flow of procedure etc before race

08:30

散策を終えて、一旦宿(Gästehaus Möseler am Nürburgring)に戻る。
日が昇り明るくなったので宿の写真を少し撮影した。

宿はペンション風でキッチン付き。レース時の長期の滞在にも適している。
食材を持ち込んで自炊することもできたが、今回は宿の朝食をいただいた。

朝食後、Nurサーキットへ向かう。
今日はNCRレースが開催されるためか、朝からパドックが賑やかだ。
NCRレースが始まるまでの時間、渡邉氏と一緒にレースエントリーの流れを確認した。

日本でももちろんだが、レースするためには走る前の参加確認・ドライバーの参加確認・レース車両点検(車検)・ガソリン使用料のデポジットなどの手続きが多くあり、本番前にお大慌てにならないように事前確認が必要だ。

そんな一連の流れの確認中、渡邉氏がドイツにいた時の同僚が声をかけてきた。

「Hello! Hiro! Wie geht es dir? (元気かい?)」

和やかに談笑を交わす渡邉氏を、改めて顔が広いと感じた一幕。
さすが世界を股にかける男(笑

NCRレースを観戦し終わりった後、夕方の走行までは空き時間となる。
実はひそかに楽しみにしていたWoTツアーの時間だ!


Nurサーキットから車を少し走らせた先
そこは古き良きドイツの田舎風景が広がっていたBefore we ran a car a bit from the Nur circuit, the countryside landscape of good old German had spread.

12:30

Nurサーキットから峠道を超え、モーゼス川沿いに車を40分ぐらい走らせる。
そこには古きよきドイツの田舎風景を体現したかのような綺麗な街並みが広がっていた。
古いレンガの建物や石畳の道路。
まさに別世界だった。

あまりにも美しい景色だったので渡邉氏へ徒歩で散策するリクエストをしてみる。
急な申し出にも関わらず、渡邉氏は心得ていたとばかりに渋滞を避け、裏道からスムースに川沿いのパーキングに駐車した。

まずは、街を見下ろせるコーヘン城を目指した。
途中の斜面にはブドウ畑があり、果実をたくさん実らせていた。

渡邉氏に尋ねると、

「この土地はドイツの中でもワインが有名ですよ!
少しやせた土地ですが、日が満遍なく注ぐこの地形が上手く作用して、葡萄を安定に育つてることが出来るそうです。昔の話からこの辺りを治めていたコーヘンの領主は、町人に土地を貸す代わりに葡萄栽培をさせて謙譲→葡萄製造→販売(川を使っての物流も含む)して領の収益にしていたそうです。そのおかげもあってとても豊かな町なんですよ!」

と、まるでプロのガイドのような口調!!
何を聞いてもこんな調子で本当に助かる。

一通り町並みの観光後、川沿いの日当たりの良いレストランでテラス・ランチ。

ドイツといえば、やはりソーセジとポテトだ。
外れることなどありえないといわんばかりの美味さを堪能しつつ、午後の走行に備えての打ち合わせを行った。

美しい景色と美味しいランチ。
夕方走るのを忘れてしまうようなひと時だった。

ドイツのローカル観光を満喫後は、Nurサーキットに戻り走行準備を行った。


17:00

レーシングレンタカーの手続き後、車をピックアップして北コースのゲート前パーキングへ向かった。
昨日の走行から一日経たことで、頭もリフレッシュでき、とても良いコンディションで走行できると思うと興奮してきた。

しかしこの日はコースコンディションがあまり良くないうえに、走行台数が多かったためにコースクローズも多数。その結果、自分のイメージしていた周回を重ねられなかったのが残念!

だが走行内容は、Good。
途中に雨が降り始めたためにドライとは違う、路面が滑りやすいコースコンディションが経験できたのは大きな収穫だ。
それに加え、前日の渡邉氏のレクチャーで枯葉による滑りやすいポイント等も把握できていたこともあって、意外にすんなりと走ることができた。渡邉氏話をきちんと聞いていて救われた場面も何度かあった。

20:45

この日は、さすがにぐったり。お疲れさまの乾杯の後はすぐに就寝。

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TRANSIT engineering JAPAN
Hiroto Watanabe

1990年レーシングチーム(ムーンクラフト)にてレーシングメカニックとして参加。F-3000/GrA/F-3など国内トップカテゴリからミドルクラスまで幅広くサポート。2000年、オーナードライバーの車両サポート全般を請け負うTRANSIT engineering JAPAN設立。2005年よりフランス(ルマン24h)、ドイツ(Nur24h)など海外のレースのサポートも開始。スペイン、オランダへも遠征。2012年より、ドイツ(ニュルブルクリンク)の素晴らしさを伝えるレースプログラム「World Opportunity Trip」を開始。多くのモーターファンにドイツの車文化を伝えている。

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レーシングドライバー
大波 肇

夢(目標)は海外レースに参加すること!車大好き!
人生一回だから仕事もプライベートも車も楽しんでいきたい。
憧れの海外レース参加のためtransit engineeringの元で国内サーキットで練習。

http://www.hajimedia.com

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