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【東京オートサロン2018】ポルシェ チューニング ベスト3

東京オートサロン , 車✕エンタメ

2018. 01. 25.

2018. 01. 25.

東京オートサロン

【東京オートサロン2018】ポルシェ チューニング ベスト3

東京オートサロンは、チューニングカーが主役の展示イベントだ。
しかし昨年の東京モーターショーでも感じたことだが、高級輸入スポーツカーの展示数が極端に少なく感じることが寂しさにつながっている。
日本人のこだわり派が時代の流れにより激減したことも、ひとつの理由だろう。
サーキットで運転を楽しむ方々でないならば、日本の道路交通事情をかんがみた場合、チューニングしパワーアップさせる必要がないと感じるドライバーが圧倒的に多いのだと思う。

しかしそんな中でもポルシェは2017年度の新車販売台数が、世界規模で見ると24万台増加した。
高級輸入スポーツカーの中でも珍しく毎年増産し販売をしているわけだ。
ちなみに日本は世界で見ると、アメリカ、中国、ドイツにつぐ販売実績となり7,000台ほどとなる。

フェラーリやランボルギー、マクラーレンなどにおいても世界の高級スポーツカー販売ランキングでも、日本のマーケットは大体アメリカ、中国、ドイツに次ぐマーケットた。ちなみに日本市場でフェラーリの年間販売台数が、860台、ランボルギーニがその半分の450台、マクラーレンがその半分以下の160台ほどだ。

先日、11月1日に青山にアストンマーチンの店舗「アストンマーチン青山」が出来たのも、アストンマーチンの日本の市場の拡大と固定客の確保が出来るという確信からだ。またアストンマーチンは世界市場でも急激な販売台数の伸びがあり、2017年はなんと驚異の58%アップの5110台が販売されたほどだ。
日本のマーケット市場も1国あたりとしては、かなり販売台数が多く2017年は300台近くが販売されたといわれている。これは主に新型DB11の効果だ。

2021年には、オリンピック景気を見越して、アストンマーチンは1,000台の販売目標を立てている。


日本は他の国に比べると、比較的に車好きのお金持ちが多い。
それでもこれからの少子化、車離れの世代が増えていく中で、日本の車マーケットは完全に両極端な思考で車と関わっていくのが予想されている。
これは日本の将来の経済と完全に比例していく。

  • 車に対して所有することに興味がなくカーシェアで十分な人:50%
  • 普段の移動や買い物用で運転出来れば良い人:30%
  • 車のデザインや機能にこだわりがある人:15%
  • 高級車や高級スポーツカーが好きな人5%

500万台が販売される日本の車市場だと、25万台の高級車が売れるという計算になるので、やはり1国単位で考えるととても大きなマーケットだと言えるだろう。

だが、そこからチューニング・カスタム車となると、とたんに興味が落ちてしまうのも事実だ。
それがこれからの課題だ。

毎日を銀座で暮らしていると高級車や高級スポーツカーを目にする機会が多く、これが週末ともなれば、さらに目にする台数が増える。高級車や高級スポーツカーが走っているのが当たり前の景色とさえ思えてくる。

今後は、高級車や高級スポーツカーのノーマルカーだけではなく、所有者の趣味を色濃く反映させてチューニングした車が魅力的に街を走っている、そんな光景となることを期待したい。
それは言い換えれば日本の景気が良いということの証明にもなるのだから。

子供の頃から、父親のハンドルを握るほど、車好きで、今まで20台以上乗ってきた。 20代から世界40か国以上旅をしてきた中で、多くの国で「その国のドライブの楽しさ」を経験してきた。 特に、「車のない生活」を18歳から経験したことがないくらい車好き。 「人生の価値観」その中心に「車がある生活の人」や「あまり興味がない人」に対して、「生活の一部にもなる車」をどう捉えているかということに深く興味を持ち、それを哲学として考えて始めている。
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