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リア

テストドライブ:テスラ・モーターズ
「モデルS」

テストドライブ

2016. 10. 04.

2016. 10. 04.

テストドライブ

テストドライブ:テスラ・モーターズ
「モデルS」「モデルS」に4輪駆動と自動運転機能を搭載する「モデルS P85D」を発表

有名なアメリカのベンチャー企業、テスラ・モーターズのモデルS P85のテストドライブをしてきた。
速度が100キロ到達まで、4.4秒という驚異的なパフォーマンスを発揮。BMWのi8が4.6秒、991カレラ(スポーツプラス)4.4秒と同じなのだからその凄さを物語っている。しかも、エンジンサウンドがないため、何キロ出ているのか分からない。無段階で、一気に加速し、あっという間に100キロに到達する。
ブレーキングはエンジンブレーキがないため、無段階で一気にブレーキペダルを踏みこんで減速させる。ブレーキングの印象はフォード・マスタングなどと同じフィーリングを感じた。今までは効きが甘いだけかと感じていたが、このモデルSでもそういうフィーリングを感じるということは、これがアメリカン乗り味(テイスト)なのかもしれない。

テスライメージ


やはり、アメリカのメーカーが出す車には、こういうハイウエイ的な広いロードゴーイングの印象が良く似合う。2014年は世界で3万5000台の販売台数だったが、今年にはいってから、低価格モデルも発表したため、販売台数は大幅増が予想される。

ドライブ


エンジンをかけても、音がせず、室内は無音。かなり静かで、外気音がない。10年以上前にプリウスが出たばかりの時に感じた静音性を思い出した。
音がないのは賛否両論だろうか。アメリカのフリーウェイや大きな道を走るには無音でもOKだと思うが、日本の狭い商店街や狭い道を走る上では自転車や歩行者が多くいるので、お互いの危険回避には、疑似音でもあった方が走行上の安心感はある気がした。ただし、音楽好きにはたまらない、静けさの中に響くオーケストラの演奏は格別だ。

テスラ内部


デュアルモーターとリチウム電池を床面に敷いているので、車の前後比率のバランスは良い。

テスラのシャーシ


17インチの大型モニターのタッチスクリーンが操作的には非常に良好で世界中のインターネットラジオを聞くことも出来る。
外部の音が全くしないので、クラシックの生演奏を聞きながらドライブしているような不思議な感覚に包まれる。さらに、エネルギーをモニタリングしているので、その状況をデータで見ることが出来る。エネルギー消費量から連続走行距離を測定出来るのは便利だ。

車内


残された課題は、日本国内に電気の急速充電で出来る設置箇所がどれだけ増えるかが重要だ。現在は、1回のチャージは1時間半で、1500円ほど。化石燃料の時代から、次の自然エネルギーの時代に様変わりしていく中で、環境のためにも、興味がある人はぜひ乗ってドライビングフィーリングを味わってほしい。

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