人生の娯楽に必要なのは、車です。

CARIFE(カリフ)HOMEへ戻る

  1. 広告掲載について
  2. お問い合わせ

メルセデスベンツ「GLA180」のロングドライブで、
鈴鹿サーキットへ

テストドライブ

2016. 10. 12.

2016. 10. 12.

テストドライブ

メルセデスベンツ「GLA180」のロングドライブで、
鈴鹿サーキットへ

メルセデス・ベンツの中でも乗りやすい価格帯なのはGLAクラスだろう。
2014年に販売が開始された現行モデルは、都内でも見かける人気車種だ。SUVでもなく、セダンでもないような不思議な位置付けの車だが、現在も中核を担うシリーズとしてバリエーションを増殖させつつある。122馬力だけでなく、力強さが増した211馬力に、最上級クラスは、AMG GLA45の380馬力まである。
今回はその122馬力のGLA180でロングドライブを実施。高速道路を中心に走り、ドライビングフィーリングを確認しながら疲労感を確かめてみた。

【ロングドライブのコース】
都内(首都高:銀座)⇒東名⇒新東名⇒伊勢湾岸⇒四日市IC⇒鈴鹿サーキット
距離:片道、400km(往復、800km)
期間:1泊2日、片道約4時間(途中休憩は駿河沼津SAのみ)

ベンツGLA


早朝にコンビニエンスストアでアイスコーヒーを調達。
朝のドライブは欠かせない一品だが、ドライバーとして非常に重要になるのが、ドリンクホルダーの設置位置だ。
さまざまな車に乗ってきたが、ドライバーの手の届かない位置にドリンクホルダーを設置している車の多さには少なからず危機感がつのる。高速道路など、高速運転中にドリンクを取ろうとすると目線の移動だけでなく、ドリンクを取るために身体を伸ばすことでハンドルがぶれることがままある。なぜドリンクホルダーを手の届く範囲に置かないのだろうか。

その点、GLA180のドリンクホルダー設置位置はとても取りやすくて、目の位置を固定にしたまま、ドリンクを取れるのでありがたい。
またドリンクホルダーの底が深く、しっかり固定されるので、急加速、急ブレーキを繰り返しても軽くなった飲みかけのドリンクが空中を舞い上がり、吹っ飛ぶことがない。気配りが細かい車に乗ると信頼感と安心感が上がるものだ。

ドリンクホルダーの底が浅いために、加速と同時にドリンクが斜めに傾き、カップに入っているドリンクが溢れてしまうこともあるのは肝に命じておきたい。

ドリンク


ベンツGLAの内装の特徴は、この空調のシルバーデザインやナビ、オーディオに車の状況が把握できる8インチのワイドディスプレイだろう。
もちろん、ハンドルを握ったときに感じるフィット感や、パドルシフトも付いているのは好印象。
このディスプレイ画面をベンツが採用した当初は、なぜこんなにも一体感がないディスプレイ画面を車内に取り付けたのかと疑問を覚えたものだが、営業担当者と話をするとこの8インチのサイズが、実は一番視認性が良く、お客様にも好評らしい。そこから他の車メーカーも真似をしてきているとのことだ。
実はベンツが先駆けだったわけだ。

実際にこの画面でナビを見ながら、ドライブすると確かに視線を移す距離が短いので、安心して画面を見ることが出来る。更に目的地まで誘導するナビの正確さ、優秀さにも感動した。さすがはベンツの誇る最新ナビシステムCOMANDシステムだ。

内装


東名高速道路を走ってみた感想だが、最高出力122PS / 5,000回転で発揮する1.6Lの直列4気筒直噴ターボチャージャーは、7Gトロニックのトランスミッションにより「100km / h」2,000回転ほどで走る。びっくりするほど軽やかな吹き上がりだった。
しかも、前方の遅い車を抜く際に加速したい時も、ターボが効く関係で、一気に抜くことも出来る。
実際の122馬力が非力だと感じさせない辺りが、車造りの上手さを知っている優秀なベンツといったところだろうか。
この馬力で、高速道路での快適さは感嘆の一言。まさにストレスフリーの車といっていい。

次にスポーツモードに切り替えて走ってみた。
スピードにエンジンの回転数を合わせて走ることができるので、実にクイックなドライブが出来た。
エンジンの回転数や加速感、足回りの固さは非常に走りやすい。

最後はマニュアルモードに切り替えて、3,500〜4,000回転ほどにエンジンを合わせた。
180kmまでの加速であれば、何のストレスもなく一気に加速し、ドイツ車らしい抜群の安定感とブレーキングング力で高速道路を走れた。「ぶれる」、「危ない」、「止まらない」、という心配の文字がないのだ。こういう感動が「ドイツ車の極み」だと感じさせられる。

東名高速道路


400kmの工程で1度だけ休む場所がこの駿河沼津SAだ。
高台にあるため眼下に町と海が広がり、壮大な景色が楽しめる。
SA内も広く色々な店舗が入っているので、途中休憩するならオススメスポットだ。

駿河沼津SA


第2東名の高速道路を走っている中で、風切り音や室外から車内に入ってくる音などは全く気にならなかった。価格の割に非常に良い車の造りをしていると改めて感心する。

そして四日市ICで降り、下道に入ると鈴鹿サーキットまで田舎道が続く。
下道は、スポーツモードから、コンフォートモードに切り替えると快適にのんびりと行ける。意外と田舎道にベンツという輝きもマッチしている。

道中


いよいよ400kmのロングドライブを終え、鈴鹿サーキットに着いた。
8月の夏休み最後の週末、鈴鹿サーキットは観客で大盛り上がりだ!

運転の疲れが全くなく、ストレスもないままサーキット入り出来た。
ロングドライブをした直後の感想としては、今回のベンツGLA180の外観が好きであれば、実にお買い得と言える。エンジンは122PSでも日本国内でのドライブであれば、乗りこなすのに十分だと思う

ドライブに関しては、全く問題がなく、日本の道路で走る上では非常にパーフェクトだと思う。内装の仕上がり、エンジン、ドライビングプレジャー、全てにおいて何の問題も課題もない。

興味を持たれたら、ぜひ試乗してこの仕上がりを感じてもらいたい。

鈴鹿サーキット


ホームへ戻る