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ギリシャ編 Vol.1:エーゲ海の島々をドライブ

海外でドライブしたくない?

2016. 10. 19.

2016. 10. 19.

海外でドライブしたくない?

ギリシャ編 Vol.1:エーゲ海の島々をドライブ

海外旅行を考えたとき、多くのツーリストは移動手段に鉄道や長距離バスを選択します。
現在はネットで手軽に予約ができるようになり、駅やターミナルに向かえば、簡単に行きたい場所に訪れられるようになりました。ガイドブックに載っている有名な観光地なら直通の場合も多く、行きたい場所がある場合なら確実な移動手段と言えます。一方で、天気や気分によって行き先を変えてみたりと、見知らぬ街やお店にふらっと立ち寄る”旅”にはレンタカーがオススメです。これまでマニュアル車が中心だったヨーロッパも今ではオートマ車が当たり前になってきました。アメリカ西海岸やハワイと同じような感覚で、ヨーロッパ大陸もレンタカーで気軽に巡り、世界中多くの観光客を惹きつける魅力を気ままに味わう旅も最高の思い出になること間違いないですね。

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実は、今回の旅は娘と一緒。長距離フライトの疲れと時差ボケの中、荷物を持ちながら公共の交通機関で移動するのは子どもから見るととても大変です。空港ターミナルでレンタカーをピックアップしてしまえば、あとは子どもを後部座席に乗せて休ませることができます。まだまだ旅の序盤、あまり無理をさせずにホテルのパーキングを目指せるのも利点の一つですね。
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さて、今回旅をしたギリシャは、ヨーロッパ南東部、バルカン半島南部の半島とエーゲ海などに点在する大小約3,000もの島々から構成される国です。正式国名はギリシャ共和国。古代文明発祥の地のひとつで、紀元前3,000年ごろに開花したエーゲ文明、ミケーネ文明を経て、都市国家を形成しました。”神話の故郷”とも呼ばれるギリシャには、神話と歴史が融合したような、貴重な遺跡群が数多く残っています。
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エーゲ海の島々を巡るのにレンタカーを使うのは逆に不便ではと思われる方も多いかもしれませんが、島といっても大きさはかなりのもの、ロドス島は東京都と同じほどあり、クレタ島にもなると関東平野ほどの大きさがあります。また、現地到着後の移動手段はあまり知られていませんが、実は公共の機関が少なくタクシーの移動が主になるため、レンタカーの方が安上がりになる場合もありますね。それに、観光したあとにフェリーターミナルにレンタカーを返却すれば次の島に向かえるので、借りた場所で返却するという面倒臭さはありません。自由旅行とは言え、全行程でドアtoドアの移動ができるのはレンタカーならではの快適な旅と言えます。
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最初に訪れたのはロドス島。アテネから国内線で約1時間ほどで着き、初夏のためか温度は高めだが湿度が少なく最高の気候でした。空港に大手レンタカー屋の窓口が各社開いていて、まずはそこでレンタカーを探します。店員はみんな愛想良く笑顔でいるところは観光地ならではですね。
いくつか車種を見させてもらい選んだのは白の「フィアット500X 1.4 ディーゼルターボ」。実は、日本でも多くのフィアット500は走っていますが、このSUV仕様は当時ヨーロッパで発売開始されたばかりで、まだ日本に輸入されていません。しかし、残念なことに現在も輸入されていないことを考えると日本国内では未発売になると思います。逆を言うと日本にない車を運転できることも海外をレンタカーで旅する楽しみの一つですね。
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GW中のギリシャは雲ひとつなく晴天続きに恵まれたが、本格的な行楽シーズンは5月下旬からになります。さて、まずは海岸線を南下し、エーゲ海クルーズの寄港地として有名なロドスの旧市街からおよそ60kmのリンドスを目指します。綺麗な海を見ながら、道中渓流なども立ち寄ると早朝だったこともあり、一部のビーチはまだ空いておらず、広大な海岸を家族だけで一望できたのは最高でした。リンドスに到着するとエーゲ海を見渡す崖の上に遺跡が立ち、その周囲を真っ白な街並みが囲むギリシャ屈指の観光地を楽しめます。
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実は、観光地ではあるものの、この小さな街はホテルやビーチへの道幅が狭く、観光バスが入り込めません。同じくレンタカーで訪れている観光客の姿しか見えず、日本人は私たちだけでした。静かな街並みに絶景レストランやカフェが点在し、特別感が満載。
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ロドス島といえば旧市街が有名ですが、旧市街のホテルに宿泊すれば、レンタカーで古い街中まで入り込むことができます。石畳の道を車で走るといったヨーロッパらしい体験も出来てるのもならではですね。
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面白かったのは、レンタカーを返却する際、埠頭には���フィスがないためフェリー埠頭のど真ん中の空き地に置いてくださいと支持されたときです。地図も渡されなければカーナビもなく、適当に置いておいてもらえば良いとのことで、「車のキーをロックした後はフューエルリッドの中にキーを入れておいてくれ」と言われたときはあまりにも適当な回答で心配になったほどでした。念のため、365度、車が無事である証拠写真と、置き場所が相手にわかるような写真も1枚撮って何かあった時の証拠にしました。
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