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2020.08.31

ポルシェ パナメーラ「ターボS」ニュルブルクリンク北コースで世界最速のエグゼクティブカーに認定

ポルシェは8月26日に改良新型「パナメーラ」をデジタルワールドプレミアした。

ポルシェが販売するパナメーラは、スポーツカーとしてのポテンシャルを持ちながら、同時に高級車としても快適性を兼ね備えた一台だ。初代パナメーラは日本では2009年にリリースされた。

今回改良新型となってリリースされたパナメーラターボSは0~100km/hまでの加速はわずか3.1秒。最高速は315km/hと驚きのスペックをもっており、日本国内でこの性能を十分に発揮するには公道では難しく、サーキットに行くしかないだろう。まさに手に余る怪物である。

また、ドイツ ニュルブルクリンク北コースでタイムアタックを行った所、20.832Kmを7周でベストタイム7分29秒81の記録を叩き出し、エグゼクティブカーのカテゴリーの新記録として認定された。

Watch the 2021 Porsche Panamera’s Mercedes GT 63 S-Beating Run Around the Nürburgring / MOTORTREND

ポルシェ・コミュニケーション・マネージメントの搭載によって生まれる利便性

改良新型のパナメーラにはポルシェの独自技術であるPCM(ポルシェ・コミュニケーション・マネージメント)の最新版が搭載されると発表された。

このPCMは車両に装備されるナビゲーション、オーディオやコミュニケーション機能を操作するデバイスで豊富なコネクトサービスやデジタルサービスが改良新型には搭載される。

コネクトサービスの一つでナビゲーションをリアルタイムで交通状況やルートの渋滞情報をボイスコントロールで使用する事ができ、ナビを操作するという手間を少なくする事によってパナメーラという車の性能や乗り心地をストレスフリーの状態で体感できるだろう。

ここで紹介できるサービスの機能はほんの一部であり、ポルシェ パナメーラには運転する人間を満足させる機能が豊富に搭載されている為、この車に少しでも興味が湧いたら是非、店頭に足を運んでほしい。


ポルシェの心臓部とも言えるエンジンの秘密

従来のスポーツカーの概念を覆す走りはパナメーラの心臓部とも言えるエンジンに秘密が隠されている。

パナメーラ ターボSのエンジンは4.0リッターV型8気筒ガソリン・ツインターボエンジンで、最大出力630ps/6000rpm・最大トルク83.6kgm/2300~4500rpmと従来のターボ車に対して、パワーは80psトルクは5.1kgmと向上する事に成功。低速から高速域の立ち上がりや、アクセルを踏み込んだ時の爽快な加速感を実現した。

ツインターボに関してはチタニウム・アルミニウム合金製タービンホイールを採用した。これによってターボチャージャーにとって最大の課題であるターボラグを軽量化でリカバリーすることができる。

また従来の機械式の構造から一変し、電子制御がエンジンのコントロール全般を担う仕様に自動車市場はシフトしてきた。その電子制御に関しても、燃料の噴射タイミングやターボチャージャーが作動する回転数など、膨大な情報を緻密にセッティングされたコンピューターが行うため、運転する本人が預かり知らないであろう細部の随所にさえ開発者の信念を感じさせる。

またエンジンの変更で出力がパワーアップしたことにより、足回りやシャシーに関してもいくつか変更があるようだ。

3チャンバーエアサスペンションや、国産車にも採用されているビークルダイナミックコントロール(VDC)と同様のポルシェスタビリティマネージメント(PSM)によるトラクションの向上や、電子制御によってダンパーの減衰力を調整する事ができるポルシェアクティブサスペンションマネージメント(PASM)などが採用されている。

優雅なデザインや高級車独自の快適性のある乗り心地を実現してくれるポルシェ・パナメーラ。その美しいフォルムの中に隠されているエンジンは怪物級とも言える代物だ。

落ち着いてドライブを楽しみたい時や、無性に夜の街を駆け抜けたいような気分になった時、あなたの気持ちに答えてくれるそんな一台かもしれない。

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