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イタリアのランボルギーニは、今月上旬に開催されたジュネーブモーターショーで「アヴェンタドール SVJロードスター」を発表した。

ランボルギーニのフラッグシップ「アヴェンタドール」に昨年追加された「SVJ」は、900台限定のスペシャルモデルで、よりパワフルなV12と走行中の空気を味方に付け車両を安定させるランボルギーニ独自のエアロダイナミクスの最新版を搭載している。デビュー時点から伝説の名車「J(イオタ)」につながりのあるネーミングや、自然吸気V12を積む最後のフラッグシップとなる可能性など様々な面で注目を浴びている。

ベースとなったのは、ニュルブルクリンク北コースで「6分44秒97」という市販車最速ラップタイム(当時)を樹立したクーペモデルのアヴェンタドールSVJ。
今回、ファンの期待どおりに登場したオープントップ版は、770馬力/720NmのV12自然吸気ユニットや、空力を積極活用してコーナリングを早める「ALA2.0」をクーペからそのまま継承している。そのうえで、ルーフをカーボンファイバー製のデタッチャブルトップに変更。このカーボンルーフは室内のクイックリリースレバーを操作することで簡単に取り外すことができ、フロントのブートスペースに格納可能とするなど、軽量かつ使い勝手も考慮されたもの。

また、元来の剛性の高さはもちろん残っており、ロードスターの乾燥重量は1,575kgとオープントップ化に伴う重量増はわずか50kgに抑えられている。実際に0-100km/h加速はクーペに比べわずか0.1秒遅れの2.9秒、最高速はクーペと同じ350km/h以上と、屋根を取り払ったことに伴う弊害はほとんどないと言える。

また、電動で開閉可能なリアガラスを装備することも今回の注目である。
オープン時に上昇させればドラフトストップとして機能し、逆に下げた状態では唸るようなV12の咆哮を感じることができる。

日本での参考販売価格は税抜で5,700万円と発表されているが、その生産台数は少なく、800台限定となっている。数が限られているだけに、興味のある方は、早めにディーラーへ問い合わせた方が良いだろう。

引用元: carviewCARIFEニュース一覧へ