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10月4日に開幕されたパリモーターショー。
ルノーが自動運転送迎車「EZ-Ultimo」を発表した。

「EZ-Ultimo」は、必要な時に呼ぶだけでいいシステム。
手元の電子機器から呼ぶことができ、理論上、1日のうち何時間でも利用者専用のリムジンになる。その利用目的は、大勢の人々を相乗りさせるバスとは違い、目的地までの送迎に加え、その間で”優雅”な体験を提供することにある。
ルノーは、このクルマを高級ホテルや航空会社などの送迎に使われることを想定しているという。

斬新で未来的な外観のデザインはもちろんだが、インテリアの仕様を特に注目したい。
フロアは板張りでソファや回転チェアを備えており、大理石のカウンターや格子状の内壁材、照明といった一つ一つが高級のあるフランス調デザインで、まるで小さな高級ホテルのロビーやリッチなリビングルームのようだ。回転チェアは、乗る人に合わせてスライドして移動させることもできる。1950年代のゼネラルモーターズ(GM)によるコンセプトカーを思い出せるような仕様だ。

外観については、往来の人々の視線から利用者のプライバシーを守るため、一般的なサイドウィンドウは一切なく、代わりにルーフがガラス張りのような構造になっている為、利用者側からはが外の景色を眺めることはできるようだ。

機能については、当然(1モーターの)電気自動車であり、人間のドライバーに近い運転が可能であるレベル4以上の自動運転機能を備えるとのこと。
それだけでなく、素敵なボディを路面の凹凸で台無しにしてしまわないように、アクティブ・サスペンションにより自動的に車高を上げるシステムが搭載されている。
四輪操舵は全長約5.8mのEZ-Ultimoがパリの狭い路地を曲がる時に役立つとみられる。

ボルボも先日、目的地まで眠って行けるポッドを発表したが、
「EZ-Ultimo」は、近い将来のタクシーの在り方を予感させる高級な自動運転の送迎車と言えよう。

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