
100万ピース以上を使い精密にデザインを再現
ブガッティとレゴは、共同でシロンを再現したキットを発表した。なんと2人乗りで、最高速度20km/h程度で自走することができる。
重は実車のシロンよりも496kg軽い1500kg。
100万ピースを超えるレゴ・テクニック部品および2304のモーターと4032のレゴ・パワー・ファンクション用ギアリングを使用している。このパワートレインによる最高出力は5ps、最大トルクは9.4kg-mを発揮する。
このレゴでできた車は、開発および組み立てに13万時間をも要したという。接着剤はもちろんレゴなので、不要であり、リアスポイラーやスピードメーター、前後ライトなどはすべて動作する。ステアリングやブレーキペダルは着脱式となっている。
レゴによると、オリジナルのシロンのデザインを再現するために、「三角形のセグメントを組み合わせた複雑な表面構造」を用いたという。これは外装だけではなく、シートやダッシュボード、ステアリングなどのインテリアにも用いられている。しかし、使われているホイールやエンブレムなどは本物のシロンと同じものだ。
エーラ・レッシエンでテスト走行を
ブガッティとレゴは8分の1スケールのものを以前に公開していて、これは3599ピースで構成されており、その価格は329.99ポンド(4万7700円)。
レゴによれば、このフルサイズ版の開発について「デザイナーのオーレリエン・ルフィアンジュらが1/8スケールのシロンを完成させた時点で、レゴ・テクニックによる究極の挑戦について検討を始めました。そこで、フルサイズの自走可能な車両を作ることが決まりました」と言っている。
1/1モデルは完成後、本物のブガッティ・シロンの開発にも使われたエーラ・レッシエンサーキットでテスト走行を行った。最高速度は20km/hを超え、本物のシロンの420km/hという数値の5%程度を実現したことになる。
運転は、ブガッティの公式テストドライバーであるアンディ・ウォレスが行い、彼は「20m先から見たら、レゴだとは気づかないでしょう」と語った。