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2018.08.16

マクラーレン最速のロードカー
600 LTが日本で公開。

最速のサーキット重視モデル
7月30日、マクラーレン・オートモーティブは7月12日に英グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードで世界初公開された「600 LT」を日本で公開しました。今年10月から1年間のみ限定で生産される予定で、すでに日本の正規代理店でもオーダーが可能となっている。生産期間中、同社のファクトリーが調整可能な台数は未公表。価格は2999万9000円。

“LT(ロングテール)”とは、90年代後半にサーキットを席巻した、伝説的なロードカー「F1」をベースにしたレースカーの「F1 GTR ロングテール」から取られた称号である。600LTはオリジナルのF1 GTR ロングテール、2015年にその名を復活させた「675 LT クーペ」、そのオープンバージョンの「675 LT スパイダー」に続いてLTの名を継承する4番目のモデルで、同社の公道向けレンジの中で最もサーキット指向の強い走りに特化した仕様だ。

 

570Sをベースに軽量&ハイパワー&空力性能向上
600LTの乾燥重量は、「570Sクーペ」をベースに約23%のパーツを変更した96kg軽量している1247kg。3.8L V8ツインターボは600ps/620Nmを発生し、パワーウェイトレシオは2.08kg/psとなっている。0-100km/h加速は2.9秒、0-200km/h加速は8.2秒。

空力面では新しいフロント・スプリッター、サイドシル、大型化したディフューザー、固定式リアウイングなどに加え、LTならではの他のスポーツシリーズ(570Sを含むマクラーレンのロードモデル)より74mm長いカーボンファイバー製ボディを採用した。その結果、250km/h走行時でダウンフォースを100kg増大させたほか、アルミ製シャシー比で剛性が約25%向上している。

また、背圧を軽減するために究極モデルの「セナ」よりさらに短く設計された“上方排気”のエクゾーストシステムも、ティザーキャンペーン時には話題となった。

コックピットは21kg軽量なカーボンファイバー製のレーシングシートが標準装備していて、内装もカーボンファイバーのベース地に軽量のアルカンターラを組み合わせている。グローブボックスやシート下のカーペットなどは省かれた。

足周りではスーパーシリーズで導入された鍛造アルミニウム製ダブルウィッシュボーンサスペンションや、強化されたアンチロールバー、8mm下げられた最低地上高、スポーツシリーズ最軽量の10スポークホイール、専用のピレリ Pゼロ トロフェオ R、カーボンセラミック製のブレーキディスクなどを採用。サーキットにおけるコーナリングスピードも当然、2015年に登場した675 LT クーペ以上だ。

 

 

スペック
【 600 LT クーペ 】
全長×全幅×全高=4604×2045×1194mm
ホイールベース=2670mm
車両重量=1356kg(DIN)
駆動方式=MR
エンジン=3.8LV型8気筒DOHCガソリンツインターボ
最高出力=600ps/7500rpm
最大トルク=620Nm/5500-6500rpm
使用燃料=プレミアムガソリン
トランスミッション=7速DCT(SSG)
サスペンション=前:ダブルウィッシュボーン式
後:ダブルウィッシュボーン式
タイヤサイズ=前225/35R19
後285/35R20
0-100km/h加速=2.9秒
最高速度=328km/h
欧州複合サイクル燃費=11.7L/100km
価格=2999万9000円

引用元: carviewCARIFEニュース一覧へ