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2018.04.06

レーシングカーコンセプト世界初公開。
トヨタ自動車、16年ぶりにスープラを復活。

2月、トヨタ自動車が「トヨタのアイコン的スポーツカーの復活を示唆するレーシングマシンコンセプトを発表する」とアナウンスし、それから3月6日、スイスのジュネーブモーターショー会場で「GR スープラ レーシング コンセプト」を公開した。
今から16年前の平成14年に生産が中止されてから初の復活を遂げることになる。

スープラは、1978年に日本で「セリカXX(ダブルエックス)」と言う名で初代デビュー。この時は、北米モデルのみで「SUPRA」と言う名前だった。3代目の70型へのモデルチェンジ時に日本国内販売モデルも北米モデルと同じ「スープラ」で発売。
高級スポーツカーが人気だった当時は、トヨタのスポーツカーのフラッグシップモデルとして注目されていたが、4代目A80型スープラを最後に2002年で生産を終了していた。
往年のスープラをイメージしながらスポーツカーシリーズ「GR」のスタディモデルとして、開発を手がける「GR スープラ レーシング コンセプト」。欧州のモータースポーツ活動拠点であるトヨタモータースポーツ有限会社(Toyota Motorsport GmbH)が担当する。

車体は、全長4575mm×全幅2048mm×全高1230mmというロングノーズ&ショートデッキの伝統的なスポーツカーのフォルムで、カーボン・コンポジット材などを採用した
ことで軽量かつ強い剛性を実現した。また、優れた空力性能と走行性能を狙って開発された大型リヤウィングは左右に大きく張り出していてこれも特徴的である。
パドルシフト付きステアリングホイールをはじめ、他の装備においてもレース用パーツがサスペンション、ホイール、タイヤ、ブレーキなどにも加えられ、実走行を想定した装備を多数組み込まれている。

今回の発表では、以前から噂にあったFIA世界耐久選手権、ル・マン24時間レースなどへ出場などの仕様車としての話題に関する発表はなかった。
市販車についても特に発表はなかったが、昨年あたりからテスト用プロトタイプが各国で確認されていて新しいスープラが登場が間近に感じる。

BMW製2.0L直列4気筒ターボ、3.0L直6ターボなどをはじめ、ハイブリッドエンジン、トヨタの新開発「エレクトリックスーパーチャージャー」などなどエンジンについてはたくさんの予想や噂が広まっていて実際にお目にかかれる日が楽しみである。

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