マツダは、2月7日(木)に開催されたシカゴオートショーで、オープン2シータースポーツ「MX-5ミアータ（マツダ・ロードスター）」の誕生30周年記念車「MX-5ミアータ 30thアニバーサリー」を発表した。
1989年のシカゴショーで登場以来、軽量コンパクト型のオープンスポーツとして、30年間という長年にわたり親しまれてきたMX-5ミアータ。2016年には累計販売台数が100万台到達し、「コンパクトオープンカーといえばこれ！」と思わせるような代名詞的な存在にまで成長した。
今回、30年前と同じくシカゴで発表された30周年記念車は、ソフトトップ仕様とリトラクタブルハードトップ仕様の両モデルに設定され、ボディは朝焼けをイメージさせるレーシングオレンジでペイントされている。ボディカラーとのコントラストが映えるガンメタリックのレイズ製17インチ鍛造アルミホイールも特別な仕様だ。
インテリアにはアルカンターラで覆われたヒーター付きレカロシートを採用。ボディカラーと同じオレンジの差し色がシートパイピングやエアベントに施されている。他にも、インパネの下部やドアインサートもアルカンターラ仕上げで、スポーティな雰囲気が増した。
パワーユニットは、2019年モデルから新採用される181hpの「SKYACTIV-G」2.0Lガソリンエンジンで、従来比17％も高くなっている。
トランスミッションは6MTと6ATの２つが設定され、ソフトトップとハードトップのいずれかを選択することが可能。価格は34,995ドル（約384万円）から37,995ドル（約417万円）まで。生産台数は3,000台限定となっており、現地サイトでは、すでに完売とのこと。