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2019. 01. 25.

スバルが電動パワーステアリングの不良でSGPの国内生産を一時停止

スバルが1月16日から国内生産を一時停止していることを公表した。停止の原因は、SGP(SUBARU GLOBAL PLATFORM)モデルの電動パワーステアリング装置に不良が生じている可能性があるとのこと。スバルの群馬製作所で生産している全車種が生産停止の対象となっていて、フォレスターやインプレッサ、SUBARU XVが該当する。

スバルの群馬製作所にはいくつもの工場があり、車両組み立てラインは本工場に1本、矢島工場に2本で合わせて3本がある。それぞれ独立して動かせるラインであるし、SGPではないモデル(レガシィ、アウトバック、レヴォーグ、WRX、SUBARU BRZ、トヨタ86)もあることを考えると、全てのラインが一時停止させなくても済むように思えるのだが、そうはいかない事情がある。

フォレスター

 

これはスバルに限らず、現代の自動車メーカー全般に言えることだが、かつてのように車種専用ラインというのは特殊なクルマ以外には設置していない。サイズやプラットフォームが異なっていても、同時に生産する混流ラインとすることが通常になっており、スバルにおいても群馬製作所が持つ3本のラインを無駄なく活用するために、全ラインが混流となっている。ようは、どのラインでもSGP車両が製造されていたという事だ。

スバルの中心で生産の大多数であるSGP車両がなくなった状態でラインを稼働するのは、人件費をはじめエネルギーやコストの無駄が多くなってしまう。
結局、ビジネスとして生産することは、SGP無しの場合に現実的ではないという結論になる。

電動パワステの不良が起きていた車両は、2018年12月下旬から2019年1月上旬にかけて生産されたものだという(製造期間については伸びる可能性もあり)。
完成検査の問題があったスバルだが、しっかりとした検査により部品不良を発見して徹底した改善対策を取っている姿勢が、今回の生産停止からは感じられる。

生産停止に至るまでのトラブルが起きたことは、もちろん良い話ではないが、スバルが品質を重視する体制に生まれ変わっていることを、今回の一件は示しているのかもしれない。

 

引用元: carviewCARIFEニュース一覧へ