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2018.08.29

元BMWデザイナーが手がけた
インフィニティ プロトタイプ10

日産のラグジュアリーブランド「インフィニティ」は今年のコンクールデレガンスで「プロトタイプ10」を発表した。

このデザインを手がけたインフィニティのデザイントップを務めるカリム・ハビブ氏は、元BMWのデザイナーである。彼がデザインに参加したインフィニティのアジア、ヨーロッパ、北米のチームをまとめ上げ、今年のデトロイトショーで公開されたコンセプトカー「インフィニティ Q コンセプト」の新しいインフィニティのデザイン言語を進化させたとしている。
制作は、日本のデザインセンターでデザインをまとめ、イギリスでデジタル化、アメリカで仕上げという3カ国にまたがって行われた。

同社は昨年のコンクールデレガンスと同じようにクラシカルなデザインの「プロトタイプ9」を発表していて、こちらは1940年代のレースカーのような風貌を持ちながら、中身は完全EVという過去と現在を融合させたコンセプトカーだったが、今回のプロトタイプ10はデザインやディテールがよりモダンになり、ロングノーズでウインドシールドがなく、左に寄ったシングルシーターという構成になった。1930年代のレーシングマシンのようなクラシカルな雰囲気を漂わせるなど、もちろんデザインコンセプトはプロトタイプ9からの流れを継承してる。

パワートレーンやシャーシなどの仕様の詳細はまだ公表されていないが、完全EV、パラレルハイブリッド、そしてe-POWERの3種から選択でき、床面がフラットなモジュラープラットフォームを採用することにより、デザインとパッケージングがフレキシブルなものとなっている。今後そのプラットフォームはセダン、SUV、スポーツカーなど様々な形状やサイズに展開できるとのことだ。

同社は2021年に100%EV式の新型車を登場させ、また2021年以降の新型車のすべてを電動パワートレイン化すると発表しており、プロトタイプ10はインフィニティの今後の展開を象徴する先駆けと言えるだろう。

引用元: carviewCARIFEニュース一覧へ