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2018.06.15

2018ル・マン24時間レースが開幕。
予選1回目からトヨタ勢が優勢

6月13日、WEC(世界耐久選手権)の2018/2019スーパーシーズンの第2戦、ル・マン24時間レースがフランスのサルトサーキットで開幕した。

初日の予選1回目、14日の予選2回目と予選3回目を終え、8号車のTOYOTA TS050 HYBRID(セバスチャン・ブエミ/中嶋一貴/フェルナンド・アロンソ)が暫定トップ。トヨタの7号車(マイク・コンウェイ/小林可夢偉/ホセ-マリア・ロペス)も2番手につけ、TOYOTA GAZOO Racing(トヨタ・ガズー・レーシング)勢がワンツーを独占した。

予選1回目からトヨタ勢が優勢

予選1回目は、現地時間の16時00分に、エントリーしている60台のマシンが続々とコースインし4時間のフリー走行セッションがスタート。
その中でもLMP1クラスは予想通りTOYOTA GAZOO Racing勢が順調な走りをみせ、2台揃って50周以上を走破。7号車が3分18秒718でトップにつけると、セッション終盤に8号車も3分19秒275をマークし、2番手に食い込んだ。

現地時間では夕方となった22時から予選1回目がスタートすると、TOYOTA GAZOO Racingの2台が頭一つ抜け出る速さを発揮した。
中嶋一貴の8号車がトップタイムで3分17秒270。続く小林可夢偉の乗る7号車も0.107秒差で2番手につけた。3番手には17号車SMPレーシングのステファン・サラザンが3分19秒483を記録するも、トヨタ勢とは2秒以上の差をとってしまう形になった。

各車が一通りタイムを出したところでLM-GTE Proクラスの91号車ポルシェ911RSRがダンロップシケインでコースオフし、スローゾーンが設置された。その後、開始1時間のところでもスローゾーンが設けられる場面があったが、大きな混乱はなくセッションは進行した。

トヨタ勢はその後定期的にドライバー交代を行い、セッション中盤にはアロンソが8号車に乗り込み、初のル・マンでナイトランを担当した。

結局、各車ともセッション序盤に記録したタイムがこの日のベストとなり、現地時間の深夜0時にチェッカーフラッグ。トップが8号車、2番手に7号車のTOYOTA GAZOO Racing勢が上位を独占し、3番手に17号車のSMPレーシングがつけ、アンドレ・ロッテラーが乗る1号車レベリオン・レーシングは4番手となった。また、ジェンソン・バトンが乗る11号車SMPレーシングは7番手につけた。

LMP2クラスは48号車のIDEC SPORTが3分24秒956でクラストップ。ロイック・デュバルが乗る28号車のTDS RACINGが0.284秒遅れての2番手につけている。

フェラーリ、コルベット、フォード、BMW、ポルシェ、アストンマーティンの6大ワークスが参戦し注目を集めているLM-GTE Proクラスは91号車のポルシェ911RSRが3分47秒504でトップ。LM-GTE AmクラスはDENPSEY-PROTON RACINGの88号車のポルシェが3分50秒728でクラストップにつけている。

14日の予選2回目は、8号車のTOYOTA TS050 HYBRIDが3分18秒021でセッショントップ、もちろん続く2番手は7号車でこの回でもワンツーを記録。
同セッションは47号車のダラーラP217・ギブソンが、第1シケインでマシンが大破する大クラッシュにより、セッション終了まで約25分を残して赤旗終了となった。

同日予選3回目でもトヨタ勢のワンツーで合計3回の予選セッションの総合結果で決まるポールポジションを獲得した。この回では中嶋一貴がドライブする8号車が3分15秒377の記録を出し、最速タイムとなった。

引用元: auto sportCARIFEニュース一覧へ