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アメリカ編 Vol.2:ビバリーヒルズの街へドライブ

海外でドライブしたくない?

2016. 10. 25.

2016. 10. 25.

海外でドライブしたくない?

アメリカ編 Vol.2:ビバリーヒルズの街へドライブ夜、ロスにドライブへ

ホテルで軽く酒を飲んでいると、ビバリーヒルズの近くにいるという友人から電話がかかってきた。

Hey, if you have a time now, why don`t you go to drive with me?
「夜のロスにドライブに繰り出さないか?ということだった。」

Ok、I will be cool down soon, so please wait a little bit. I will pick you up by my car.
「分かったよ。ちょっと冷やしてから、向かうから待っていてくれ。」

ホテルの部屋で、軽く休んでから、部屋からバレットパーキング※1のボーイに電話をしてホテルのフロントに車をまわしてもらうように手配をした。
やはり、バレットパーキングは便利だよな。

日本だとバレットパーキングのサービスを受けれる場所が少ない。アメリカだと当然なんだけど、こういうサービス体制の差は、これまでの日本の中流社会ありきの考え方で来ていたからなのか、残念だよな。

これから2020年に東京オリンピックが開催されるまでには、海外のセレブなども来れるような社会インフラ・サービスが少しでも整い始めていけば、今後は観光立国として、優勢な立場をとれるようになるだろう。

日本のマンションでもボーイが車をフロントにまわしてくれる場所は2か所くらいなもので、そもそもバレットパーキングに付加価値がないのかな、などと考えながら、ホテルを出ることにした。

3月のロスの夜は寒い、この気温の寒暖差に風邪をひかないように厚手のコートは必需だ。

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寒い中、オープンカーで出かけるなら、幌を閉めたらよいのでは?と笑う友人も多いが、そういう連中には笑っていつもこう答える。

「You are so crazy? Outside is very cold.」
「Inside of my car is very warm, and comfortable than outside」

ビバリーヒルズ近くにある、夜のサンタモニカビーチまで軽く車を流す。
ちょっと流して走りたい気分だったので、フリーウェイを使って、ロスのダウンタンを横目にドライブした。

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日本の高速道路も無料になる予定だったが、いまだに有料だ。
世界を見ればアメリカの広大な土地に広がる道路・街中のフリーウェイ、全てほとんど無料だ。
アメリカに住む人たちにとっては、ガソリン代だけで旅行が出来るので、車での移動がしやすく非常に便利だ。
ちなみにヨーロッパの街もほとんどが無料だ。

なぜ日本は高速道路は、維持するために、これほどお金がかかるのかと本当に不思議に思う。
前回の東京オリンピックで作られた首都高速道路も、いまだに有料だ。
それどころか通行料金が上がっている。実際、無料化は可能なのか?

日本国内、高速道路で250㎞の距離を移動すれば、簡単に7,000円ほどはかかる。アメリカなら一泊旅行しながら、モーテルに泊まれる金額だ。
それだけ日本は車の維持費や移動費用が他国に比べて高すぎるということになる。

平均給与所得が下がれば、必然的に給与の中で車を維持する費用のウェイトが上がり、維持も出来ず、購入もしない。当然、車は売れなくなる。当たり前の流れだ。

そうこう考えている間に、友人をピックアップして、ようやく夜のサンタモニカビーチに着いた。

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夜中でも活気がある。
ロスは眠りが浅い街だ。
アメリカのラスベガスは眠らない町。
日本の歌舞伎町も眠らない街。

アメリカの西海岸は移民も非常に多い。
ここロサンゼルスでも今では、白人以外の黒人・アジアン人・ヒスパニックの方が人口の割合が高く全体の7割を占めている。
夜のサンタモニカビーチも、そうした移民してきたと思われるヒスパニックやアジア人、観光客であふれていた。

中南米と陸でつながっているので違法で入国してくるヒスパニックが多いのは問題になっているが、その移民たちのおかげで企業は安い賃金で労働させることが出来るため、アメリカ経済が支えられているようなメリットもある。
だが、多くの移民が昼と夜、仕事を掛け持ちして働き、貧しい母国の家族に送金しているのが実情だ。

夜のサンタモニカのビーチは明るく華やかだ。
また、多くの人たちで賑わっている。
ビーチに吹く風、さざ波を聴きながら、そんなことを友人と話あった。

そして、しばらくして我々はサンタモニカのビーチを後にした。

バレットパーキング※1:宿泊客の車を高級ホテルのフロント前に停めておくと、駐車場に車を停めに行ってくれたり、駐車場から車をフロント前まで持ってきてくれる高級サービス。サービス料10ドル~15ドル(1,000円~1,500円+チップ代)

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