
2019.03.07
ジュネーブショーでトヨタがスープラのレースカーGT4仕様を発表
トヨタ自動車は5日に開幕したジュネーブモーターショーに、「GRスープラ」をベースとしたレースカーのスタディモデル「GRスープラGT4コンセプト」を出展した。
空力性能を追求したエアロパーツや大型リアウイングなど、レースカーのスポーティなたたずまいが目を引くGRスープラGT4コンセプト。コンセプトカーとしての出展だが、GT4レーシング規制に準拠しているレースの具体的な可能性を示していることから、トヨタ自動車が新型スープラで参戦を視野に入れていることがわかる。
コンセプトカーが車名に冠する「GT4」は、ヨーロッパをはじめやアメリカなどで人気が高い、注目度の高いモータースポーツのひとつ。GT4クラスは市販モデルをベースに、あらかじめ自動車メーカーまたはその関連会社が改造を加えたレース車両をユーザーが購入し、スーパー耐久シリーズやニュルブルクリンク耐久シリーズ(VLN)といったレース参戦が可能となっている。
市販モデルとの違いとしては、GT3仕様に比べると大きな変更はないものの、ロールケージやサスペンション、ブレーキ、リアウイング、フロントフューザーなどが専用装備となる。
また、シャーシ周辺のエアフローを改善し、抗力を低減し、ダウンフォースを最適化している。
サスペンションのセットアップは、マクファーソンストラットフロントとマルチリンクリアを含むロードカーと同じだが、競技用スプリング、ダンパー、アンチロールバーが代わりに使用されている。
カラーリングはイメージ的に塗られたもので、GAZOO Racingのテーマカラーであるレッド、ブラック、ホワイトの3色を組み合わせたものとなっている。
なお、スープラはGT4クラス以外にもNASCARエクスフィニティ・シリーズやニュルブルクリンク24時間レース(SP8Tクラス)への参加を予定している。2020年からはSUPER GTのGT500クラスにも登場する予定となっており、トヨタを代表するスポーツカーのひとつとして活躍していくことになるだろう。