
2018.06.29
アストンが「ヴァンキッシュ S」の後継モデルを発表
その名は「DBS スーパーレッジェーラ」
競合はフェラーリの最速モデル「812スーパーファスト」
6月27日、アストンマーティン・ジャパンはフラッグシップモデル「DBS スーパーレッジェーラ」を発表した。
「ヴァンキッシュ S」の後継モデルとなる当車は、「DB11」(2016年)と新世代の基本骨格を共有しつつ、ドアパネル以外のボディパネルは専用でエンジン出力も高められるなど、まさに超高性能GTと言えるスペックを持っている。
ボディは、新世代のアルミ接着構造シャシーとアルミやカーボンのコンポジット・パネルをサスペンションには前ダブルウィッシュボーン / 後マルチリンクのアダプティブを採用。フロントミッドに搭載されるのは、最高出力725ps / 最大トルク900Nmを発揮する5.2LV12ツインターボで、ZF製の8速ATが組み合わされ、0-100km/h加速は3.4秒、最高速度は340km/hである。ライバルはずばりフェラーリの最速モデル「812スーパーファスト」(800ps/718Nm)とのこと。
ワンオフモデル「ヴァルカン」やレーシングモデル「ヴァンテージ GTE」に影響を受けた空力処理を用いた同社のデザインに加え、アストンの量産車史上最高となる180kgのダウンフォースを採用している。
セカンドセンチュリー(中期計画)による7モデルを送り出す第三弾の施策
アストンは2015年から同社がセカンドセンチュリーと名づけた中期計画に則り、7年間で7台のニューモデルを送り出すと発表している。
GTモデルのDB11が第一弾、第二弾はピュアスポーツの「ヴァンテージ」、そして第三弾となる今回がフラッグシップGTのDBS スーパーレッジェーラである。
初代「DBS」は1967年~70年に1000台を超える数が製作され、2代目のDBSは2007年~2012年にかけて製作、その後の継モデルはヴァンキッシュが引き継ぎいだ。そして、今回はヴァンキッシュSからDBSスーパーレッジェーラに回帰した。
ちなみに「スーパーレッジェーラ」は、当時のアストンや数多くの欧州スポーツカーを輩出したイタリアの有名カロッツェリア・トゥーリングが得意とした、超軽量構造へのオマージュから来ているそうだ。
新世代ボディをベースに生まれ変わり、歴史あるモデル名を復活させたアストンのフラッグシップGT。日本の納車もは今年後半からとなる。価格は22万5000ポンド(日本円で約3250万円 ※2018年6月末現在)。
スペック
【 アストンマーティン DBS スーパーレッジェーラ 】
全長×全幅×全高=4712×1968×1280mm
ホイールベース=2805mm
駆動方式=FR
車両重量=1693kg(※乾燥重量)
エンジン=5.2L V型12気筒DOHC直噴ツインターボ
最高出力=725ps/6500rpm
最大トルク=900Nm/1800-5000rpm
トランスミッション=8速AT
0-100km/h加速=3.4秒
最高速度=340km/h
サスペンション=前:ダブルウィッシュボーン式
後:マルチリンク式
タイヤサイズ=前:265/35ZR21
後:305/30ZR21
使用燃料=プレミアムガソリン
欧州複合モード燃費=12.28L/100km
車両本体価格=22万5000ポンド(約3250万円)
※欧州参考値