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開通!環状2号線をマクラーレン570Sスパイダーで攻める!

コクピットから見える世界 , スーパーカーのある生活 , 車✕非日常

2018. 11. 27.

2018. 11. 27.

コクピットから見える世界 スーパーカーのある生活

開通!環状2号線をマクラーレン570Sスパイダーで攻める!

環状2号線は、戦後の1946年にマッカーサーの指示で計画し、別名マッカーサー通りとして呼ばれた道路である。
神田佐久間町~新橋までの道路計画を1993年に計画変更し、有明まで延長。
虎の門~新橋まではすでに開通していたが、豊洲市場のオープンから1カ月遅れでようやく待ちに待った有明~汐留間が開通した。これで14㎞の計画道路がつながったことになる。

有明エリアから銀座4丁目の交差点まで日々大渋滞になっている晴海通り。
近年の勝どきエリアのマンション建設ラッシュと、首都高の出口が豊洲ICと更に今年晴海ICが開通したことで勝どきの交差点は激混みする交差点になっていた。
特に今年の10月に豊洲に市場が移転してからは、首都高出口との合流も加わり追い打ちをかけて渋滞が酷い状態である。
2020年のオリンピックイヤーに向けてどういう状況が起こるかいまだに未知数だが、この環状2号線の開通によって、少しは状況が緩和されていくことが期待される。

晴海通りと並行して走る環状2号線は、一部片側3車線で走れる最高の道だ。
晴れの日は最高の景色をパフォーマンスしてくれる。

しかも、この道路の信号・交差点は、豊洲市場と晴海5丁目の2カ所しかなく、ほとんどが直線で有明エリアから汐留・新橋まで一気に駆け抜けることが可能だ。この間の走行時間はおよそ5分。目の前で見れるレインボーブリッジや高層マンションの間をすり抜ける道は、近未来的で映画の世界のよう。わずかな時間だが、車好きには至福のひとときである。

撮影スポットにもなり始めていて、朝方から大型カメラでレインボーブリッジを撮影している人たちも多くみかけるようになった。

マクラーレンが昨年販売した「マクラーレン570Sスパイダー」で、豊洲のマンション街からその環状2号線を攻めてみた。

マクラーレン570のシリーズは、3つのドライビングスタイルを確立している。
硬派なスポーツカー・マニア向けの「570Sクーペ」、長距離の旅行などに最適な「570GT」、そしてオープンエアを楽しみたい人の為の570S スパイダーである。

エンジンは570S クーペと同じ最高出力570psを発揮するV8ツインターボを搭載し、0-100km/h加速3.2秒、最高速度328km/hと、動力性能も同等だ。

この環状2号線のストレートでは、かなりの加速が楽しめるが、最後の汐留に差し掛かる手前から1車線になり、さらに急激なカーブで汐留の信号に当たるので、このカーブでのブレーキングは相当注意をしておかないとまずい。ガードレールが一気に目の前に迫ってくるので危険だ。
築地市場の移転が2年も遅れた為、最後の仕上げの築地市場の道路が開通できず、最後だけ突貫で完成させた仮設の1車線の道路になっている。

今回のマクラーレン570Sのスパイダーはソフトトップよりも耐候性に優れるリトラクタブル・ハードトップを採用しているため、40km/h以下の速度であれば、走行中でもわずか15秒で開閉が可能。さらに、リアウィンドウはディフレクターのような役割を果たし、ルーフの開閉状態に関わらず電動で上下させることが出来るので冬場でも寒い風の巻き込みを防ぐことが出来るので快適だ。この道での加速も寒さを全く感じさせない。

570S スパイダーは現在注文を受付中で、日本における販売価格は2,898万8,000円からと、570クーペと比較すると300万円以上割り高な設定となっているが、本気仕様のランボルギーニウラカンぺルフォルマンテのオープンモデルに比べれば1000万円も安い。

【マクラーレン570Sスパイダー基本情報】
エンジン:3.8リッターV型8気筒ツインターボ
最高出力:570ps/7,500rpm
最大トルク:600Nm/5,000-6,500rpm
トランスミッション:7速SSG
0-100km/h: 3.2秒
最高速度:328km/h
エンジン
搭載位置:ミドシップ
駆動方式:後輪駆動
乾燥重量(最軽量時):1,359kg
車両重量(オイル類+ガソリン90%):1,498kg
座席数:2
燃費:10.7リッター/100km(複合サイクル)
ベース価格:2,898万8,000円

そして、このマクラーレン570Sスパイダーには、トラックパックの設定も可能になった。
開閉式ルーフを装備するためにクーペ より増えた重量分の、約7割に相当する33kg以上を、このトラックパックの装備によって軽量化できるのだ。約256万円という価格を支払うことで、33㎏がダイエット出来る。

この軽量化を行うと、内装などはかなりシンプルになる。標準のスポーツ・シートより13kg軽量なカーボンファイバー製レース・シートを装備し、アルカンターラが巻かれたステアリング・ホイールが合わせられるが、そのスポークやシフトパドルもカーボンファイバー製になる。ドアやセンターコンソール、インフォテイメント・システム周囲にもカーボンファイバー製トリムが使われる。

2020年のオリンピックに先駆けて開通したこの環状2号線をどの仕様で走るかは、有明にあるマクラーレンのショールームで是非ともお選び頂きたい。

マクラーレンのHP
https://cars.mclaren.com/?_ga=2.98728152.713943173.1543226308-1629849932.1540892874

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