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夢の高級スポーツカーの公道バトル
『ニード・フォー・スピード』#01

車好きに観てほしい映画シリーズ

2017. 02. 10.

2017. 02. 10.

車好きに観てほしい映画シリーズ

夢の高級スポーツカーの公道バトル
『ニード・フォー・スピード』#012014年公開 XBOX/PlayStationのゲーム世界を映画で実現する!前編

「ニード・フォー・スピード」。直訳すると「スピードに必要なもの」。
この映画に出てくる世界中のスーパースポーツカーは、普段はなかなかお目にかかれない車ばかり。車好きなら、大型スクリーンとデジタルサウンドで迫力満点の走行シーンを見てもらいたい。その迫力に圧倒されること間違いなしだ。

今回の映画撮影にあたり、さすがに本物の車両を使用するには高級すぎて製作費が賄えない為、全ての主演車種はこの映画のために作られた超高級レプリカというから驚きだ。
しかしスクリーンで見る車はどうみても本物そっくりで、レプリカには見えない。
それもそのはず、なんと各メーカーが持つ社外秘のCADデータを借りて成形(FRPカーボン)塗装された車なのだ。

だから危険なカーアクションが繰り広げられて壊れていっても、「あぁ!○○○万の高級車が壊れるー!」と嘆く必要はないのだ。


シェルビー・マスタングGT5001967 Ford Shelby Mustang GT500

シェルビー・マスタングGT500

シェルビー・マスタングGT500

シェルビーGT500は、フォードが生産しているマスタングをベースにチューニングを施した高級車両。日本でも一時期マスタングが販売されていたが、アメリカ車の購入にはなかなか抵抗があったようで、販売においては苦戦を強いられいた過去がある。

以前、私もマスタングGTは所有していたが、足回りがかなり柔らかく、日本のバンプがある道を走ると、かなり揺れが酷く、意図的に硬めな足回り調整をしなければ運転が難しいと感じていた。

ただ最近、日本国内で販売されているアメリカ車種のチューニング車に関しては、これらの問題が解決されていて乗り心地は良くなっている。都内でもカマロを見かけるし、キャデラックやマスタングは今見てもカッコ良い。
そしてドイツのニュルブルクでも素晴らしい結果を出したコルベットは、アメリカ車の代表格だ。

今回映画に出てくるシェルビーGT500は、伝説的なレーサー「キャロル・シェルビー」の手によってチューンナップされたフォード・マスタングの高性能モデルだ。
今回特集として取り上げた車両の中では、もっとも購入しやすい価格の車だがV8エンジンはやはり最高スペックだ。


ランボルギーニ・セスト・エレメントLamborghini Sesto Elemento

ランボルギーニ・セスト・エレメン

ランボルギーニ・セスト・エレメント

ランボルギーニの中でも超限定車のセスト・エレメントをいきなり映画で使うというのがスゴイ。車好きなら、このセスト・エレメントの走りやエンジンサウンドを聴いてみたいはずだ。
しかも本来は公道を走ることが出来ない車両が、この映画の中では公道のレースに参戦しているから最高の走行シーンが見れる。
セスト・エレメントのパワートレインは「ガルドヤ LP570-4 スーパーレッジェーラ」から流用している。最高出力578psのV型10気筒エンジンと全輪駆動システムを、カーボンファイバーを可能な限り広範囲に使用したことで、車両重量は999kgに抑えられている。
このハイパワーなエンジンを、1000㎏を切る超軽量な車体に詰め込んだのも凄いが、この車を使ってレースが出来るのも凄すぎる。

スーパーレジェーラ

ランボルギーニ西麻布に飾ってある「スーパーレッジェーラ」 / 「570-4」とは、570馬力で、4輪駆動を意味する。更に、「スーパーレッジェーラ」はイタリア語で、「超軽量」を意味する。

ランボルギーニ青山

そしてこれが「ランボルギーニ ガヤルド LP570-4 スーパーレッジェーラ」のオープン仕様“ペルフォルマンテ”。内装のバケットシートがカッコ良い。
エンジンは後部座席すぐ後ろ。そのため猛牛が吠える音を直に聞くことが可能だ。

セスト・エレメントの0-100km/h加速はたったの2.5秒。最高速度は198mph(約320km/h)に達する。
スーパーレッジェーラの加速も凄いがその加速よりも、約1秒早く100km/hに到達するというのは、驚異的なスピードで、ドライバーはなかなか対応できない。

セスト・エレメントは、劇中では賞金稼ぎたちの「懸賞金」として設定されている。
ランボルギーニがアウディの傘下となり、技術革新とデザイン性において郡を抜いたメーカーになったことは、この映画からも感じることができる。


サリーン S7saleen S7

サリーン S7

サリーン S7

サリーン S7はアメリカ国内でハンドメイドされている高級車だ。
レーシング・ドライバーのスティーブ・サリーンが設立した会社「サリーン」が手がけたレーシングカーS7Rのロードカー・バージョンで、クロモリ鋼のスペースフレームなどが使われて作られたシャシーに、ミッドシップにエンジンを積んだスーパースポーツカー。フォードなどのレース仕様も手かげているが、特筆すべきは手作りのため車両の価格がスゴイ。
日本の芸能人では車好きな木村拓哉の愛車として有名。

木村拓哉のサリーンS7

木村拓哉のサリーンS7

サリーンは、フォードのマスタングやフォーカスなどのチューニング・コンプリート車を販売するかたわら、レーシングカー フォードGTの組み立てを任されるほどの技術力を持つメーカーだが、チューニングだけでは満足せず、ボディーやシャシーから自社製造し、さらにレース用のボディーも自社製造で作っている。

車のスペック

エンジン排気量:
7,000cc オールアルミV型8気筒16バルブOHVカムインブロック
馬力:
750馬力
ブレーキシステム:
ブレンボと共同開発 軽量アルミ6ピストン モノブロックキャリパー搭載
ホイール:
サリーン鍛造アルミホイール(今は多いですが、センターロック)
フロント:19インチ / リヤ:20インチ
タイヤ:
ミシュラン パイロットスポーツPS2
フロント:
275 / 30 / ZR19
リヤ:
345 / 30 / ZR20(リアがかなり太い)
価格:
9,000万円程
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